タレントの千秋が、日本板硝子株式会社の社長である藤本勝司氏の娘だということはよく知られていると思うのですが、そんな千秋を有名企業の社長令嬢だということでセレブと呼ぶことに、実は疑問を感じたりします。
そもそもセレブって何なんでしょう? 語源となった英語の"Celebrity"という言葉は、著名人や名士を表す言葉ですが、最近はその指すところがどんどんと拡大していっているような気がします。
千秋が社長令嬢という点を考えると、日本板硝子は自社より規模の大きい世界3位のピルキントン社を買収、完全子会社化することに成功して、世界市場でのシェア拡大に大きく動き出しました。
千秋の父親の藤本氏は今後会長に退き、ピルキントン社出身の副社長をトップに据えるという異例の人事を今年の春に発表しました。
こういう話題の大企業の話題のトップはセレブになるんでしょうか? そして仮に藤本氏がセレブだとしたら、千秋も?
千秋とココリコの遠藤が離婚した時にも、「格差婚破局?!」なんて騒がれましたが、そんな問題があったのかどうかよくわかりませんし、千秋も芸能人として活躍しているんですから、言われているほど実家の差というのが大きかったのかどうか、これも判断がつきません。
お嬢様セレブと言うと、私の頭にまず浮かぶのはお騒がせヒルトン姉妹なんですが、ヒルトン一族と千秋の実家の藤本家は、いろんな点で違うように思います。
まずヒルトン家は言わずと知れたあのヒルトンホテルの創業者一族です。子どもの数が多いので、思ったほどヒルトン姉妹には財産は行かないなどと噂されていますが、それでも億単位の話です。
一方藤本家は日本板硝子の創業者一族ではないですし、どちらかというと東大や京大出身者の多い、優秀なご一家という感じ。
では話題性で千秋がヒルトン姉妹に並ぶセレブかというと、ゴシップやスキャンダルは比べるまでもなく、ヒルトン姉妹の方が千秋よりもずっとセレブっぽいお騒がせっぷりです。そんな千秋をお嬢様セレブと呼んでいいのかどうか、私にはどうも当てはまらないような気がしてならないんです。